英文法の呪いをときた~い!

英文法の強力な呪いをとくためには、生の英語を聞いて出会って「生英語パワー」を実感してもらうしかない!映画、ドラマ、リアリティショー、洋書などからのフレーズをアップしていきます。

「英文法の呪い」ってどんなもの?

「英文法の呪い」、とっても強いです。

私もかかっていました。

でも、私にかかっていた「英文法の呪い」がとけたのは、生徒だったAちゃんのおかげ。

このAちゃん、3〜5年で、国内で英語が話せるようになりました。

「3年」というのは、私から見ると、英語が話せているレベル。そのとき彼女は英検2級に合格していたのですが、面接練習を一生懸命した記憶がないくらい。でも本人は自分の言いたいことがすぐに言えるという実感がこの時にはなかったらしく、本人として英語が普通に話せるという実感を持てたのが「5年」とのこと。

Aちゃんは、英文法を全く受け付けない体質だったので、ほとんど英文法を私は教えていません。なのに、英語が普通に話せるようになった。だから、TOEICもそこそことります。

かたや、英文法を受け入れられる生徒、学校の点数いいです。英検もまあまあ合格します。ところがなぜか、テストペーパーを離れ、自分で英語を話したり書いたりするときの英語がけっこうぼろぼろ。

または「英作文」と言われている英文を作るときに、なぜか文法的にもおかしいでしょ、という文になり、もっと英語を勉強しなきゃ、とまたまた英文法をしっかり勉強しては、だんだん英語が言葉ではなく、解くためのものだけになってしまう…

そして大学に入り、最初のTOEICテスト。あんなに一生懸命英語を勉強してきた人と、楽しくドラマを見たり海外情報を見たりして英語に触れてきたAちゃんの点数は、あまり変わらないか、勉強してきた子の方が低いか、ってところ。

でもこの点数以上に英語を話すときの流暢さは歴然と違います。

そして、何がこの違いを産むのか、じっくり生徒たちを観察させてもらったところ、「生の英語を聞く量の差」でした。

ところが、この話をしても、たいていの人または生徒が、「英語を聞く時間がない」と言いながら、学校の英文法は勉強している。

大人になって学校から離れても、もう一回英語に挑戦したいと、「中学やり直し英語」のような本に手を伸ばしてみたり。

もっと「生の英語を聞こうよ!」
英語だけじゃなく、そのバックグラウンドも一緒に入ってくるし。何よりも、いっぱい発見があって楽しいし。

いつもAちゃんとこう叫んでいたものでした。

でも、
「英文法の呪い」は強く、
「聞く」より「英文法の勉強」という人が多いです。

恐るべし「英文法の呪い」

I want to break 
"the CURSE of English grammar!"

きっとこれにかかっているから英語を話せない日本人が多いのね、と、
教室ではこの呪いをとくことに挑戦中☆